通訳案内士の新人研修に参加してきました
こんにちわ!公認会計士の岩波竜太郎です。
実は先週・先々週と2週間の週末をすべて潰して、通訳案内士の新人研修に参加してきました。
平日は公認会計士としての仕事をフルでかかえており、研修に参加すると実質3週間ぶっ通しで休みなしというかなりのハードなスケジュールになってしまうことがわかっていたので、少し躊躇するところも正直ありました。
でも、去年の合格直後の新人研修にも参加できていなかったですし、今年参加しないと自分に言い訳をしてまた来年も同じことになってしまいそうな予感もあったので、タイトになってしまうスケジュールは覚悟の上、思い切って参加してみることにしました。
▲研修の途中で寄った鎌倉の大仏。この日は非常に空がきれいでした。
感想はいろいろありますが、まずは何よりも参加してよかったなーということ。これは間違いないです。
個人的に非常に刺激を受けたのは、都内の研修で講師をしてくださったプロのガイドの方。英語はもちろん、知識の量、説明したいランドマークが見えてくる前に話し出すタイミング、絶え間なく話し続けるトピックの豊富さ、アドリブ力、もう、どれをとってもプロの技だなーという感じで、改めてプロフェッショナルとは何か、ということについて非常に考えさせられました。本業にも非常にいい影響があったと思います。
それから、参加者の方々が非常に熱心で、しかも個性的で面白い方が多く、そういう方々との関わりの中からも非常に刺激を受けました。なんというのでしょうか、エネルギーのあふれる場にいることで、気付かないうちに自分もエネルギーを吸収しているような感覚がありました。たまにはこういうエネルギーのある場所に身を置くことも大切だなーと思いました。
しかし、きつかった!(笑) 週末を使って成田も都内も鎌倉も箱根も、おまけに日光まで周って、休みなしでまた通常の平日の仕事に戻っていくわけですから、正直後半はバテバテでした。。。
▲箱根・大涌谷
少し話が逸れますが、なぜ公認会計士なのに通訳案内士もやるの?というような質問をよく聞かれます。それについては、私自身が持つ働き方に対するビジョンが影響しているかもしれません。
人にはそれぞれの得意分野があって、その得意分野は必ずしも1つとは限りません。仮に得意分野を2つもっている人が1つしか活かせないような生き方をしていては、その人にとっても社会的にもすごく損失だと思うのです。
1つの会社や仕事のタイプにとらわれるのではなく、自分が持つ複数の得意分野を組み合わせて生きていった方がそれぞれの人が輝ける場所も増えるし、社会も明るくなっていくのではないか。それを自分に当てはめて公認会計士という本業以外に活かせる経験とは何か、と考えてみると、たとえば海外経験を活かせる通訳案内士という選択肢は、より自分が輝けるような生き方を追求していく1つの方法として「あり」なのではないかと思っています。
今回の研修を通じて、プロのガイドとして活躍していくためには、もっと研鑽が必要なことはよくわかりましたが、やはり、3年後にせっかくオリンピックもありますし、何か自分の力を少しでも社会の役に立てるように活かしていけたらいいなーという気持ちはより強くなりました。